- 252 :名無し:2009/04/13(月) 01:15:13 ID:PXh025MkC
- 中学校三年の夏に起こった出来事。
部活が終わり、くたくたで帰ると夕飯と風呂を済まして直ぐに寝た。
何時もなら三秒くらいしか経ってないんじゃないかと思うくらいの爆睡をするんだが、この日は2時くらいだと思うんだが目を覚ました。
驚くほど目が冴えてたので珍しいなと思いながら瞬きをした瞬間にすごい金縛りに襲われた。
例えるなら深海に沈められて全身を圧迫された感じ。
生まれて初めての金縛りにパニックになってしまった。
なりふり構わずに親を呼ぼうとしましたが全く声が出なくてただただ早く終わってくれと願い続けた。
なんとか終わって暫くは生きた心地がしなかった。
朝起きて気分は最悪。ふと何か違和感を感じたが、時間がなかったのであまり気にしなかった。
その日も遅くまでの部活の疲れから金縛りのことなどすっかり忘れて眠りに就いた。
おそらく2時頃、再び金縛りに襲われた。
流石に二回目なので最初に比べたら落ち着いていた。
しかし今回は全身ではなく体の前半分に圧力を感じた。特に目に強い圧力を受けた。
翌朝、流石に二日続けてはマズイと感じ部屋に漂う違和感を探した。
しかし結局見つけられず眠りに就いた。
正直眠りたくなんてなかったが翌日の部活に響くので正直仕方なかった。
案の定朝を迎えることなく目を覚ました。
起きた瞬間に二日間との違いに気づいた。
ヤバイヤバイヤバイ。
精神的に極限状態に陥ってしまった。
絶望となる金縛り状態になりました。
今回はハッキリと体の上に人ならざる者が股がってる事が解った。
そして首を締め付けられる感覚・・・
もう終わりだと思った。ゆっくりと意識が遠退きだしたその時にガチャっと扉が開く音がした。
たまたま家族がトイレに起きたために助った。
正直もう眠るのが怖くなって全てに絶望していた時に、ふといつもはあまり気にしない飾り程度の時計に目を向けると、針が止まっていることに気が着いた。
正直驚いた。
ちょうど4時44分44秒で止まってた。
しかしなぜか違和感を感じた。
唖然としてしまった。
なぜなら全ての針がちょうど4を指していたのだ。
普通なら短針は44分の時に4を指すはずがないのだから。
気味が悪くなり直ぐに捨ててしまおうとした。
しかし、なぜか捨ててはいけないと誰かに言われた気がした。
もしこれが原因で金縛りが起きているのだとしたら、もしこの針が止まってしまったために人ならざる者がこの空間に閉じ込められているのだとしたら・・・
直ぐに時計の針を正しい時間に直した。
すると十秒ほどすると自然と針が動き出した。
それと共に部屋に立ち込めていた違和感を感じなくなった。
翌日からは何事もなく朝を迎えることが出来るようになった。
もしあのまま気が着かずにもう一晩過ごしていたら、謎の声に時計を捨てるのを止められなかったら、今頃この世にはいなかったのかもしれない。
あの声は何だったのか、その時は全く解らなかった。
もうこれ以上の経験をすることは無いだろうとその時は思っていた。byリアタ