- 418 :名無しさん:2013/08/31(土) 20:31:35 ID:.pUZZlcE0
- 一部読みにくいところもあると思いますが、宜しければ目を通して頂けると嬉しいです。
これは、私が小学校3〜4年生くらいの時に体験した話です。
その日私は学校の帰り道で、友達と一緒に帰っていました。
前日にテレビを見て知った話だったと思うのですが、赤い格好をした女の幽霊が出てくる怪談話を友達にしながら道を歩いていました。
友達も私の話に聞き入っていて、それなりに盛り上がっていたと思います。ふと話をしながら前を見ると、一人の女性が前から歩いて来ました。
女性は赤いベルベットのような生地の帽子を被り、赤いスーツに赤いスカート、赤いパンプスを身に着け、その服装は赤一色で統一されていました。
私が話している怪談話に出てくる女性の霊と全てが一致していました。
一瞬にして顔が凍りつく私たちを余所に、女性は俯き加減でこちらに向かって歩いてきます。
私たちも足を止めることができず、青ざめた顔で向かっていきました。
すれ違う一瞬、この時の恐怖は明確に覚えています。幸いにもすれ違った後、歩き続ける私たちに特に何が起こったということはありませんでした。
私たちの緊張が少し緩んだところで、ある好奇心が生まれました。
「振り返ったらどうなっているのか?」小学生の私たちには抑えられない行動でした。道の端、曲がり角まで来た時に私たちは振り返りました。
道の調度真ん中辺りに先ほどの女性はいました、そして女性は俯き加減のままこちらを向いていました。
思いがけない状況に固まる私たちの顔が見えているのか、女性の唯一見える口元がニヤッと笑ったのです。
恐怖に耐えきれなくなり、私たちはその場から走って逃げました。この出来事の後も同じ道を通ることがありましたが、赤い女性に出会うことはありませんでした。
以上になります、読んで下さってありがとうございました。