- 414 :赤ちゃんと黒い車:2013/08/31(土) 09:25:51 ID:KeqK8eG60
- 文章力皆無です。幼稚で拙い文章ですが、よかったら見ていって下さい。
私が小さい頃に体験した怖い話です。
最近自称怪奇現象が起こる人形を集めて供養している寺の孫娘でいわゆる見えてしまうという方とお話する機会があり
小さい頃のお話を聞いてもらいました。その方によると私はいわゆる0感(霊感がまったくない人でそのままれいかんと読むらしい)で
憑いてる守護霊が強力で心霊的な現象はそいつのおかげで全く見る事がないそうだ。
実際この話以外に怖い体験をしたことはない。その貴方が『声』が聞こえてしまうレベルの霊は私のような見えてしまう人がその場にいたら確実に吐いていた。
というぐらい強力な霊だったそうです。 - 415 :赤ちゃんと黒い車:2013/08/31(土) 10:18:56 ID:KeqK8eG60
- 前置きが長くなりました。
ここからが体験談です。私は小学校3年生の頃から道場に通い剣道を続けてきています。
これは小学4年生の頃に体験したお話です。道場は自宅から少し離れたところにあります。
いつも道場に行く時は
夕方6時頃に自宅から自転車で友達の家に向かいそこから友達の母親が車で友達と自分を道場に送り
夜10時頃に稽古が終了し、また車で友達の家に向かいそこから自転車で自宅まで帰るという順序で通っていました。
いつもその友達の家に行き来するには自転車でハヤブサの森と言われる森を通り抜けていました。ある日いつも通り稽古に行き、帰る途中ハヤブサの森の手前(ハヤブサの森に隣接している家の前と言った方がいいかもしれない)に黒いセダン車が止まっていました。
端から見れば普通に家の前に車が止まっているだけで不思議に思わないと思いますが
1年間毎日のように通る道でそこに車が止まっているのは初めてでなぜか珍しく思ったのを覚えています。
もちろんそんな事を思ったのは一瞬で、森の前はゆるく長い上り坂になっているので立ち漕ぎで精一杯森に入ることだけ考えていました。事件は森の手前、黒い車の前を通りかかる瞬間に起こりました。
「おぎゃぁっおぎゃぁっ」
車の方から赤ちゃんの鳴き声が聞こえました。
- 416 :赤ちゃんと黒い車:2013/08/31(土) 11:54:29 ID:KeqK8eG60
- 私は驚き、その場に止まりました。
もちろん恐怖などはなく子供ながらに
「やばい。赤ちゃんが車に置き去りにされてる!」と思いました。すぐに自転車から降り、車に近づきました。
ガラスには全てスモークを張っており中身は見えづらくなっています。
目を凝らしてみてもなにかが動いている様子はありません。猫の鳴き声が赤ちゃんの鳴き声に聞こえたはあることを思い出し、車の下を覗きましたが
猫はいませんでした。確実に車の中から聞こえてきます。
「おぎゃぁっおぎゃぁっ」
探している間も泣き止む気配はありません。
そのころの自分にはどうすることもできずにその場で15分くらい突っ立っていました。
気付いた親が家から出てくるのを。
もしくは誰かが通りかかるのを。でも誰も出てこない。
「おぎゃぁっおぎゃぁっ」
森の前は住宅街になっており、夜中に外で赤ちゃんがずっと大泣きしていたら
親じゃなくても不安で出てきてもおかしくないのに。それからさらに5分ほどたった頃でしょうか。
今考えると非常識ですが、もう帰ってしまおうと考えてしまいました。
疲れていたしお腹も空いた。これだけ大きな声で泣いているんだ。誰か気付くはずと。
度胸も無く深夜に赤の他人のインターホンを押す事も出来ない。子供の自分には何も出来ない。「おぎゃぁっおぎゃぁっ」
帰ろうと足を自転車にかけた瞬間に
「ぎゃあっ!!!」
絶え間なく泣いていた赤ちゃんの声がするどい断末魔のような悲鳴を上げ
静寂に包まれました。私は恐怖に震えその場でしばらく動けず、一目散に家まで立ち漕ぎで帰りました。
それからあの車は一度も見ませんでした。
憎悪や恨みのような感覚はなく、ただただ苦しそうな声でした。
あの黒い車で殺されてしまった赤ちゃんの霊が自分に助けを求めていたのではないかと思っています。そこまで怖い話ではないのですが、とても不思議で、あの子になにもしてあげることができなかった罪悪感を覚えています。
みなさんはこの話をどう思いますか?